皆さんの時間の流れは、速いですか? それとも遅いですか?(ADHD/発達障害)
皆さんの時間の流れは、速いですか?それとも遅いですか?
●子供と大人の時間のスピード
『子供の頃の一日』と『大人になってからの一日』を思い出してください。
朝起きてから、寝るまでの時間どちらが、長かったですか?
おそらく、大抵の人は子供時代の一日の方が長かったのではないでしょうか?
私もそうです。歳を重ねるにつれて、時間のスピードは早く感じます。
●ジャネの法則
19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書[1]において紹介された[注 1]法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。ジャネの法則とも表記する[2]。
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)と主張したものである。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる
年齢を重ねるにつれて
今まで生きてきた経験から、効率化する傾向があります。
経験値が上がるにつれて、効率性を優先していきます。
そうする事で、時間の過ぎ去る感覚は加速していきます。
●どうすれば、子供の頃のように時間をかんじられるのか?
人の時間は同じ様に流れていても、別々の時間の流れを持っています。
なんで、違うのか?
それは、体感時間が違うからです。
『好きな人との1時間』と『嫌いな上司との1時間』
全く体感としての時間の長さは違うはず。
嫌いな上司との話なら、すぐにでもその場から消えたくなります。
容易に『短い1時間』と『長い1時間』を想像できると思います。
人間は、今までに経験した事の無いことをすると
『良い濃密な時間を獲得できます。』
何でも良いから、興味のある未体験に行動を移しましょう。
私もこれから、色々挑戦して有意義にしていきたい一人です。
●うちの娘の体感時間
発達障害(ADHD)のうちの娘は、周りとの時間のスピードの差異に困惑する事が
よくあります。
うちの娘絵の発達障害の特性である、
『自分は完璧でなければいけない』『負けたくない』という感覚が本人を苦しめているのだと思います。
だれだれちゃんは、早く着替えられるのに・・・私は。
みたいに、『他者との比較、スピードの違い』が、彼女を苦しめています。
●本当は、みんな自分のスピードで良いのに!
みんな同じスピードでやる。というのは管理する側の理屈なんだと思います。
こういう風に書いてる
親の自分も急かすことが多々あります。
娘にとっての心地よい体感時間を確立するのは、色々大変だけども
出来ると、信じて家族、周りの人の助けを得ながらがんばって行きます。
みんなスピードが違う!
だから、
『人生は楽しい』にして行きたいです。